兄弟・親族の結婚式服装マナー&10~50代の年齢別ドレス
- 2020.09.02 / ファッション

兄弟や親戚の結婚式に参列する時は、フォーマル感のある服装がマスト。友人の結婚式とは違い、露出を抑え、品よく仕上げることが大切です。
親族の結婚式では、ドレスと羽織り(ジャケット、ボレロ)の組み合わせが最適です。こちらでは、まず親族の服装マナーを。そして、すぐにレンタルできる親族の結婚式におすすめのドレスコーデを年齢別にご紹介します。
- 1. 【マナー編】兄弟・親戚の立場は「ゲストを迎える側」
- 2. 【マナー編】親族向けドレスの定番カラーネイビー、ブラック、ベージュ
- 3. 【マナー編】親族向けのコーデはジャケット・ボレロの羽織りが相性◎
- 4. 【マナー編】親族向けのドレス選びは形が崩れにくいデザインを
- 5. 【マナー編】そでドレスなら透け感の度合いに注意
- 6. 【マナー編】親族の結婚式ドレスコードのおさらい
- 7. 格式ばった式でない場合セミフォーマル(セミアフタヌーンドレス)でOK
- 8. 【親族ドレス編】10代におすすめ!
- 9. 【親族ドレス編】20代におすすめ!
- 10. 【親族ドレス編】30代におすすめ!
- 11. 【親族ドレス編】40代におすすめ!
- 12. 【親族ドレス編】50代以上におすすめ!セットアップスーツ
- 13. 【アクセサリー編】ショート系ネックレスでフォーマル度と華やかさUP
- 14. 【バッグ・靴編】主張の強いものより上品に仕上げると◎
- 15. 40代おすすめドレスも合わせてチェック!
【マナー編】兄弟・親戚の立場は「ゲストを迎える側」
友人の結婚式参列と大きく違う点は、その立場です。
友人が招待される立場に対し、親族は新郎新婦とともにゲストをおもてなしする側。つまり、「新郎新婦に御祝いの気持ちを伝える服装」以上に、「身内として恥ずかしくない服装」が重要です。
ゲストだけでなく相手のご家族への配慮も忘れてはいけません。
両親は顔合わせを済ませていますが、兄弟や親族は結婚式で初めて先方の家族と会う場合も多いですよね。「結婚式が親族紹介の場」とも言えますので、服装や身だしなみに不備のないよう、気を付けましょう。
普段会う機会が少ない間柄だからこそ、最初の印象が肝心です!
【マナー編】親族向けドレスの定番カラーネイビー、ブラック、ベージュ
最初に悩むのが、ドレスのカラーですね。親族として結婚式に参加をするなら、「ブラック」「ネイビー」「ベージュ」などベーシックなカラーが一般的です。
少し華やかさが欲しい場合には、羽織りをドレスと別のカラーにしたり、ドレスを「ブルーグリーン」「ライトブルー」などシックな中にも華やかさのあるカラーがおすすめです。

抑えめのカラーの場合、光沢感のあるサテン生地や刺繍柄、透けないレースなど、ドレスの素材にこだわると品よく華やかなドレスアップに仕上がりますよ。
【マナー編】親族向けのコーデはジャケット・ボレロの羽織りが相性◎
親族の服装マナーとして、露出を抑えることは重要な要素。袖付きの羽織りはフォーマル度を高めます。
なかでもジャケットはきちんと感のある印象になり、羽織りの中でもおすすめ! 例えば総レースの華やかなドレスに合わせても、落ち着きのある着こなしになります。
より正装を意識する場合は、ドレスと同色同素材の羽織り(アンサンブル)をセレクトすると良いでしょう。

【マナー編】親族向けのドレス選びは形が崩れにくいデザインを
最初に触れたように、親族はゲストを迎える側。ゲストの方や両家で挨拶があります。席を立ったり、挨拶で前かがみになるたびに形が崩れやすい服装では、みっともないですよね。
ネックまわりが大きくあいているものや、ゆったりしたデザインは避けた方が無難です。最近ではプチハイネックのドレスも出ていますので、チェックしてみては?
また、動きによってズレ易いショールより、ジャケットやボレロのように袖がある羽織りの方がコーディネートが崩れないので安心です。
【マナー編】そでドレスなら透け感の度合いに注意

羽織らなくても1枚で着られる袖付きドレスはここ数年でずい分見かけるようになりました。
レースやチュールなど透ける素材を取り入れたデザインが多いので、羽織りなどのジャケットと合わせるよりも、1枚で着る方がドレッシーな印象になりがちです。なかには普段でも着られそうなカジュアルなデザインもあるので、透けている部分の分量やドレスライン、素材には注意が必要です。
華やかさやトレンド以上に、上品さを優先しましょう。
【マナー編】親族の結婚式ドレスコードのおさらい

娘や息子の結婚式なら黒留袖で出席することも多いかもしれませんが、姪っ子や甥っ子の結婚式など親族の結婚式となると、洋装で出向くことも多いと思います。
機会は少ないですが、まずはフォーマルを紹介します。
和装であれば黒留袖、色留袖。洋装であれば、くるぶし丈のロングアフタヌーンドレス。
アフタヌーンドレスは、肌を出さないことが原則です。やや襟元が詰まっており、長袖・ロングスカートが基本です。素材は光らずシックな装いが多く、主に新郎新婦の母親(もしくは主賓)が着ます。
老舗のホテルなどの格式ある会場の結婚式で見かけますね。見かけるシーンを他に挙げると皇室行事でしょうか。女性皇族が帽子と合わせて、ミモレ丈のアフタヌーンドレスを着用されています。丈は長いほど格式が高いため、ミモレ丈の方が軽やかな装いになります。
スカート丈が長くない場合に気を付けたいのは「素材」です。シルク混であればフォーマルが保てますが、ポリエステルなどはセミフォーマルの扱いです。
格式ばった式でない場合セミフォーマル(セミアフタヌーンドレス)でOK
セミフォーマルも、ひざ上が見えない着丈と肩を出さない装いはマストです。ここで、セミフォーマルの定義をおさらいしてみましょう。
[セミフォーマルの服装]
●アンサンブルスーツ (ツーピーススーツなら、色や素材の統一感のある組み合わせ)
●袖ありワンピース (もしくは肩を出さない着こなし)
●同色無地が基本だが、柄の場合は刺繍や織り柄
●光沢や透け感、ハリ感があるドレッシーな素材(サテンなど)
●膝丈より下のスカート丈
パンツスタイルで結婚式に出ることも今では一般的になりましたが、友人の結婚式のみに留めた方が無難です。年配の方などはまだパンツにカジュアルな印象を持っている場合もあるため、同席される方のお好みを考えて慎重に。
会場の格式が高ければ服装のフォーマル度も高くなりますので、会場で服装の目処をつけることもできます。
また、新郎新婦のご両親の服装に洋装・和装を合わせたり、新郎新婦のご両親よりフォーマル度の格が上にならないようにする、などの配慮が必要です。
【親族ドレス編】10代におすすめ!
マナーも理解したところで、さっそく年齢別のおすすめコーディネートをご紹介します!
10代で学生の場合は制服で出席することもありますね。「せっかくなのでドレスアップしたい!」という場合には、透け感の少ない袖付きのドレスはいかがでしょうか。露出は抑えながらも、可愛らしい印象と若々しいスタイルになります。肩が出る場合はジャケットなどの他、カーディガンを羽織っても良いですね。
【親族ドレス編】20代におすすめ!
20代になると結婚式にお呼ばれする機会が多くなる年齢でもあります。マナーを抑えつつ、着丈が長めのドレスやタイトなデザインなど、いつもと雰囲気を変えて大人っぽい印象のドレスも積極的に取り入れていきたいですね。
▼ショレロもおすすめ!

かっちりしたジャケットが苦手な方は、袖がついたショレロもおすすめ。露出は抑えながらも、華やかで可愛らしい印象に。着崩れる心配も少ないため、安心して羽織ることができます。
【親族ドレス編】30代におすすめ!
30代は社会的、生活環境が大きく変わる年代です。特に親族側として参列する場合、フォーマル感をより重視した装いが求められます。最近では袖付きのタイプや丈が長いドレスが人気です。
▼おすすめジャケット

無地のダークカラードレスをセレクトする場合、どうしてもシックなコーデになりがちなので、多少のデザイン性のあるジャケットやシフォンボレロとの相性が良いですよ。また、ビジュー小物やアクセントになるパールアクセサリーで華やかさを加えても良いですね。
【親族ドレス編】40代におすすめ!
トレンドの着丈が長めのドレスは、露出も少ないので親族のゲストドレスにぴったり。一歩間違うとボディラインが野暮ったく見えてしまいがちですが、ウエストの切替やサイズ感、シルエットに注意してセレクトすれば、体型カバーだけでなくスタイルアップものぞめる優秀コーデに。
丈が長い分、トップにはコンパクトなデザインやコサージュをプラスするとバランスがとれたコーデになります。
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【親族ドレス編】50代以上におすすめ!セットアップスーツ
ドレスと羽織りが同じ生地でできたアンサンブルは、大人のフォーマルに最適です。素材にサテンやシルクなどを用いると華やかな印象に。もっとコーディネートを楽しみたい方は羽織りを別の素材で合わせても◎。シャンタン素材のジャケットなど、やや光沢感のある羽織りが上品で素敵です。
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【アクセサリー編】ショート系ネックレスでフォーマル度と華やかさUP
キラキラと反射するアクセサリーは二次会や夜の結婚式の方がふさわしいとされています。親族であればなおさらマナーには気を付けたいですね。
おすすめはデザイン性のあるパールネックレス。シンプルな一連パールより華やかにおしゃれを楽しめ、フォーマルスタイルとしても最適です。
ショートからミディアムの長さの方が、動いても乱れず安心ですよ。
【バッグ・靴編】主張の強いものより上品に仕上げると◎
バッグは会場でずっと持ち歩く訳ではないので、アクセントになるデザインも良いかもしれません。靴は華やかさより上品さを意識して選びましょう。
また、ケガや妊娠中以外では、ヒールのパンプスが基本です。
40代おすすめドレスも合わせてチェック!
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